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裁判員ネット・インターン体験記 その⑭

2013年12月24日

裁判員ネットでは、定期的に裁判員ネットで活動する学生の方をインターン生として募集しており、現在第10期インターン生を募集しております。インターン生は、裁判員制度市民モニターの企画・運営などを担当したり、裁判やそこから見える社会の問題点について意見を交わし、自分たちの問題として考え、広く発信する活動をしています。
今回は、第8期のインターン生の「体験記」をお届けいたします。裁判員ネットでの活動に関心を持たれた方や、「インターンをやってみたい」と思っている学生のみなさんは、ぜひご一読ください。

■自分自身の可能性を広げられた5か月間

第8期インターン生・清水萌恵さん(法学部法律学科3年)

私は大学に入ってからこれまで、大きなチャレンジをした、といえる経験がありませんでした。サークルや普段の生活で楽しい毎日を過ごしてきましたが、何か胸を張ってがんばったと言えることがあるだろうか、本当にこのまま大学生活を終えて良いのだろうかと考えるうち、何かしなくては、と思うようになりました。そんな時に裁判員ネットのHP上でインターン募集のページを見つけ、「やってみよう!」と思い立って応募を決めました。約半年という長期間のインターンシップであることに不安を抱えながらのスタートでしたが、振り返ってみるとあっという間で、とても充実した日々を過ごすことができたと感じています。
私にとって最も大きな成長は、「自身の可能性を広げることができた」ということです。裁判員ネットではインターン生も「社会人」として扱われ、仕事に臨む姿勢や、社会人としてのマナーなどにおいて高いレベルが要求されます。また、皆が「仕事は与えられるものではなく、取りに行くものだ」という意識を持って活動しているので、自分から物事に積極的に取り組もうとすることが求められます。高い完成度を求められる仕事に自ら率先して取り組むことへの挑戦を通して、自分の可能性を100%から120%へと広げていくことができたと感じています。挑戦する覚悟を決めるのはとても大変なことですが、一歩踏み出してみるとそこには大きな可能性が広がっていて、自分の努力次第ですべてが変わっていくのだと感じました。こうした気づきは、今後の私にとって大きな財産になると感じます。
また、社会に影響を与えるということについても深く考えさせられました。何かを社会に向けて発信するというのは、簡単なことではありません。言葉も1つ1つ選びながら慎重に使い、どうすればしっかりと伝わるのかを考え、準備していく必要があります。フォーラムや高校への出張講座などの準備過程では迷いや不安も多くありましたが、実際に経験してみて、私たちの行っている活動のすべてに意味があり、社会を動かす力になっていくのだということを実感することができました。「社会を動かす」ということを今まで一度も意識したことがなく、そんなことは到底できないと考えていた私にとって、これらの経験はとても衝撃的でした。皆と1つのことに向かって活動する中で、私も社会に対して何らかのアプローチができるのだということを身をもって感じることができました。
このインターン期間を通じて出会えた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。いつも支えてくださり、相談に乗ってくださった理事・スタッフの方々、大学・学年の壁を越えて切磋琢磨しあえた同期のインターン生のみんな。インターンシップが終わったあともずっと関わっていたい、そう思える素敵な仲間でした。本当にありがとうございました。

■インターンシップを通じて変われたこと

第8期インターン生・小澤敦弥さん(法学部法律学科2年)

裁判員ネットとの出会いは、大学の大教室の机に置いてあったチラシがきっかけでした。「面白そう」。はじめは、たったこれだけの理由でインターンシップの説明会に応募しました。この1枚のチラシを入り口に、後にこれほどの成長へとつながるとは、この時点では思いもしませんでした。
説明会で感じたのは、他の学生の意欲の高さや考えの深さでした。他の大学生はこんなにも将来について考えているのか、と圧倒される気持ちで一杯になりました。同時に、裁判員ネットの活動にも大変興味が持てました。「このメンバーと一緒に活動できたらどれだけ自分の成長につながるだろうか」。こうした期待を胸に、私は裁判員ネットの活動に参加したいという意思表明をしました。
5か月間のインターンシップにあたり、何か1つ目標を決めておこうと思い、自己紹介の時に宣言したのが「自主性をもって活動すること」でした。私はさまざまなサークルに所属していましたが、自主性の弱さが自分の課題であると感じていたので、これを向上させることを第一の目標にすることにしたのです。
実際に裁判員ネットの活動に参加すると、さまざまな場面で自分の力不足を感じました。理事の方や社会人スタッフ、そして学生スタッフの方とお話する中で、割り振られた仕事をこなす力や、社会人としてのマナーの面で自分の未熟さを痛いほど感じ、「自分を変えられたらいいな」という当初の意識から「自分を変えなければ社会で通用しない」という意識に変わっていきました。定例会議では厳しい指摘を受けることもあり、自信をなくしかけた時もありました。それでも参加を続けるうちに、意見を求められた時にきちんと自分の意見を考えられるようになりました。これはやはり5か月間で得た成長であると思います。
5か月のインターンシップを終えてみて、自主性の向上という目標は未だ達成できずにいるように思います。しかし、少なくとも物事に対して何か意見を持つことができるようになりましたし、その意見を言えるようになったという実感は確かにあります。さまざまな活動を経て、自分に度胸がついたように思えます。

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