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陪審制と参審制の並存する国

2009年6月26日

裁判に市民が参加する方法として、大きく分けると陪審制と参審制の2つがあります。
アメリカ・イギリスなどは陪審制を、フランス・ドイツなどは参審制を採用していますが、
デンマークのようにそれらが並存するシステムを採用している国もあることは意外に知られていないような気がします。

デンマークでは陪審制は1849年に憲法が制定された時に導入され、
参審制は1930年の刑法の大改正の時に導入されました。
陪審制はお金と時間がかかるというのが理由だったようで、現在では
重大犯罪は陪審制、その他の刑事事件は参審制という運用をしているようです。

重大事件について陪審制が採用されているということは、陪審制の方がより民主主義に適うシステムと考えられている
ということでしょう。
つまり、デンマークの人々は、職業裁判官よりもむしろ市民の目に信頼を置いているわけです。
なぜなのでしょうか?

これに関する考察はまた次週ということで、今日は陪審制と参審制の並存する国デンマークのご紹介で留めておきたい
と思います。(谷川)



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