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[イベント]沖縄国際大シンポジウム 裁判員制度の課題と展望―刑事裁判における市民参加の意義

2011年1月27日

20110127-1

このたび裁判員ネットでは、沖縄国際大学総合研究機構 沖縄法政研究所 第8回公開シンポジウム「裁判員制度の課題と展望-刑事裁判における市民参加の意義-」にご協力させていただくことになりました。このシンポジウムでは裁判員になる私たち市民の視点から、裁判員制度の課題と展望についてご報告する予定です。ご興味を持たれた方は、ぜひ下記をご覧下さい。

沖縄国際大学総合研究機構 沖縄法政研究所 第8回公開シンポジウム
「裁判員制度の課題と展望-刑事裁判における市民参加の意義-」

裁判員裁判は、2009(平21)年8月東京地方裁判所で初めて実施されて以来、沖縄を含む全国で行われ、2010(平22)年10月までに全国で7703人が裁判員に選ばれ審理に参加しました(最高裁判所の統計より)。沖縄県においても2009(平21)年12月の第1号事件から1年が経ち、これまでに135人が裁判員に選任されたと報じられました(2010年12月15日付琉球新報)。
刑事裁判に一般市民が参加することには大きな意義があるといわれる一方で、裁判員の負担が重い、短期間での審理が強いられることにより被告人・弁護人の防御活動が制限される等の問題点も指摘されています。近時、死刑が言い渡される事件も現れたことで、これらの問題点はさらに際立ってきているといえるでしょう。
沖縄法政研究所では、この度「裁判員制度の課題と展望」と題したシンポジウムを行います。市民、弁護士および研究者それぞれの立場から、裁判員制度の意義、問題点について議論し、今後のあるべき姿について検討したいと考えています。
多くの方々のご参加を心よりお願い申し上げます。

 

<日時・場所>
日時:2011年(平成23)年2月8日(火) 13時~15時30分
場所:5号館1階 5-106教室
※入場無料 事前申込み等の必要はありません。

<プログラム>
総合司会  小西 由浩(こにし・よしひろ) 氏(沖縄法政研究所所員)
・第1部
基調報告 末崎 衛(すえざき・まもる) 氏(沖縄法政研究所所員)
個別報告 釜井 景介(かまい・けいすけ) 氏(弁護士・法テラス沖縄法律事務所)
       坂上 暢幸(さかがみ・のぶゆき) 氏(一般社団法人 裁判員ネット理事)
       中野 正剛(なかの・せいごう) 氏(沖縄法政研究所所員)
・第2部
パネル・ディスカッション(個別報告者によるパネルディスカッション)

<詳細>
沖縄国際大学 沖縄法政研究所ホームページ
シンポジウムポスター



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