
[イベント]シンポジウム『裁判員裁判とえん罪防止 ―法教育と袴田さん再審から考える』(5月20日)
2023年4月29日
今年からの裁判員選任年齢の 18 歳への引き下げにより、高校生も裁判員を務めることがありえます。そのた
め、中学や高校での法教育のいっそうの取組みが求められています。
また、今年 3 月、袴田事件で再審開始決定が出され、死刑判決が無罪判決へ変わる見通しが高まっています。
裁判員裁判で、市民から選ばれる裁判員がえん罪に加担することは、あってはならないことです。
このシンポジウムでは、こうした近時の動きを踏まえて、裁判員裁判でえん罪を防ぐための方策を議論します。
日時:2023 年 5 月 20 日(土)13 時から 16 時まで
場所:専修大学神田キャンパス 10 号館 6 階 10061 教室(東京都千代田区神田神保町 3-8)
主催:裁判員経験者ネットワーク、裁判員ネット、裁判員ラウンジ、専修大学法社会学ゼミナール、
陪審裁判を考える会
後援:法と教育学会
*無料、オンライン配信あり
1.裁判員選任年齢 18 歳引下げと法教育の実践 渕上陽子さん(弁護士)、瀬野泰崇さん(弁護士)、堀口愛芽紗さん(明治大学大学院生、NPO 法人法教育団体 LEX 代表)、専修大学生(法社会学ゼミナール)、裁判員経験者
2.袴田さん再審の裁判員裁判と再審手続への教訓
鴨志田祐美さん(弁護士)、水野智幸さん(元裁判官・法政大学法科大学院教授)、大城聡さん(弁護士・裁判員ネット)、裁判員経験者、(ビデオメッセージ 袴田ひで子さん)
総合司会:坂上暢幸(裁判員ネット)、西村寛子(裁判員経験者ネットワーク)
コーディネーター:飯考行(専修大学・裁判員ラウンジ)、牧野茂(弁護士・裁判員経験者ネットワーク)