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[イベント]裁判員経験者と語ります―フォーラム・市民から見た裁判員裁判(2011年11月20日開催)

2011年10月31日

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裁判員制度フォーラム・市民から見た裁判員裁判
2011年11月20日(日)13:20~16:10@お茶の水女子大学(東京都文京区)

裁判員制度は施行から2年半が経過します。裁判員ネットでは裁判員裁判を傍聴し、市民の視点から検証する「裁判員制度市民モニター」を全国初の裁判員裁判から継続して参りました。11月には来年の裁判員候補者へ通知が出されることになっています。自分も選ばれるかもしれない裁判員裁判について現場の声を交えながら一緒に考えてみませんか?

裁判員制度ではほぼ全ての市民が裁判員に選ばれ、誰もが人を裁く役割を担う可能性があります。一般社団法人裁判員ネットでは制度開始当初より裁判傍聴(裁判員制度市民モニター)を通じて、私たち市民の視点から裁判員制度を検証する取り組みを行っており、ここではその得られた情報を広く公開したいと思います。また、裁判員には被告人の有罪か無罪の判断と、有罪の場合は被告人の刑の重さまで考える必要があります。そこで今回はゲストをお呼びして、被告人の判決後について市民の視点から考えていきたいと思います。
この機会を通して、裁判員裁判の法廷で得られた情報や今まで見えてこなかった問題点も多くの皆さんにお伝えし、制度のあり方や私たち自身の制度への向き合い方を一緒に考える機会にしたいと思います。どうぞお気軽にお越し下さい。
 

■裁判員経験者も交えた市民の視点から
このフォーラムにはゲストとして裁判員裁判経験者の方をお迎えし、実際の裁判員裁判を経験した感想をお話いただく時間も設けております。

■裁判員制度市民モニターとは
裁判員裁判の法廷では、傍聴している市民も裁判員とほぼ同じ情報を得ることができます。
『裁判員制度市民モニター』とは、裁判員ネットが実施している提言活動で裁判員裁判を傍聴してアンケートに答えることによって、市民の声を集積し、裁判員制度の検証や提言に活かすというものです。これまでにモニターとして170名以上が裁判員裁判を傍聴し、モニター件数は約300件以上になります。今回のイベントではその声の収集結果も公表します。

「裁判員制度市民モニター」の詳細は、こちらをご覧ください。

■開催要項
【日時】2011年11月20日(日)13:20~16:10(開場13:00)

【会場】お茶の水女子大学/本館(生活科学部)3階・306大講義室
(〒112-8610 東京都文京区大塚2-2-1)

【アクセス】
最寄り駅:東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」から徒歩7分
※アクセスは以下のURLを参照してください。

http://www.ocha.ac.jp/access/index.html

【プログラム】
<第1部>レポートセッション(13:20~14:25)―裁判員裁判の現場から
これまでの裁判員裁判市民モニターより集まったデータをご報告し、いくつかのケースに焦点をあて現場から見える制度の現状と課題についてレポートします。

<第2部>トークセッション (14:40~16:00)―裁判員経験者とともに被告人のその後を考えます
刑務所での受刑や更生に詳しい弁護士や保護観察官と裁判員経験者、傍聴経験者(市民モニター)と意見交換をします。 また来場された皆さんからもご意見・ご質問を募り、会場全体で裁判員制度を市民の視点から考えます。

【パネリスト】
小池振一郎氏 (弁護士 日弁連刑事拘禁制度改革実現本部副本部長)
保護観察官(1名)
裁判員経験者(1名)
市民モニター(1名)
※イベント実施にあたり、裁判員経験者の守秘義務については配慮がされています。

「裁判員の守秘義務」については、こちらをご覧ください。

【お願い】
※当日、大学入校の際は「正門」よりお入りください(その他の門は閉鎖されています)。また身分証(免許証、学生証等)をご持参の上、守衛に「裁判員ネット・フォーラムに参加します」と告げてください。ご協力のほど、よろしくお願い致します。

※撮影は事前(前々日まで)に申請して頂き、こちらが許可をした場合のみに限らせて頂きます。

【その他】・事前申し込みは不要です。
     ・資料代:500円

■お問い合わせ
一般社団法人 裁判員ネット(担当:大城、坂上)
 ・メールアドレス:info@saibanin.net 
 ・FAX番号:03-3255-8876



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