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新年のご挨拶を申し上げます―命と社会をみつめる一年に

2015年1月13日

新年、あけましておめでとうございます。

みなさまに支えて頂きながら、今年も新しい年を迎えることができました。裁判員ネットの活動は今年の春で7年目に入り、これまでに「裁判員裁判市民モニター」は560件を超え、学生インターンは100名を超えました。

これもひとえにみなさまのお力添え、ご声援のおかげでございます。本当にありがとうございます。

昨年は、裁判員ネットは市民モニターの声をもとに、裁判員の心のケアに配慮することや、市民の視点から継続的に裁判員制度を検証する体制がつくられるべき等の提案をしてきました。

専門家をはじめとした「誰か」に任せてしまいかねない裁判員制度を、市民参加の制度として存在させていくためには、私たち市民が情報にアクセスし、制度の現状や課題について知りつつ、多くの人びとの目で見つめ、検証する機会を作っていくことが必要です。

また、今年は地下鉄サリン事件から20年であり、阪神淡路大震災から20年、日航機墜落事故から30年、そして終戦から70年という節目の年になります。

命と社会を見つめ、立ち止まり、日本人の歩みをふりかえりながら、私たち一人ひとりがこの国の制度や社会のあり方を考えることが、とても大切な1年になるのではないでしょうか。

裁判員ネットは、今年も皆さんと一緒に裁判員制度についての議論の場を作りつつ、司法や私たちのあるべき姿を共に考え、模索しながら、広く情報発信を行ってまいります。

変わらぬご指導ご鞭撻を賜れれば幸いでございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(裁判員ネットスタッフ一同)



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