[イベント]市民参加は何のため？～第13回裁判員制度フォーラム「市民参加の意義と課題を考える」（11月15日）
2015年10月22日
■市民参加は何のため？～第13回裁判員制度フォーラム「市民参加の意義と課題を考える」（11月15日@東京）
裁判員制度ではほぼ全ての市民が裁判員に選ばれ、誰もが人を裁く役割を担う可能性があります。一般社団法人裁判員ネットでは、2009年の制度開始当初から裁判員裁判の傍聴（裁判員裁判市民モニター）を行い、私たち市民の視点から裁判員制度を検証する取り組みを行ってきました。
このフォーラムでは、裁判員裁判の現場で得られた情報や、今まで見えてこなかった課題を会場の皆さんにお伝えし、司法のあり方や私たち市民の制度への向き合い方を、一緒に正面から考える機会にしたいと思います。
どうぞお気軽にお越し下さい。
■第13回裁判員制度フォーラム「市民参加の意義と課題を考える」開催要項
【日時】
2015年11月15日（日）13：00～16：15（開場12:30）
【会場】
専修大学神田キャンパス/７号館3階・７３１教室
（東京都千代田区神田神保町3-8）
【アクセス】
地下鉄半蔵門線、都営三田線、新宿線「神保町駅」出口A2から徒歩3分
地下鉄東西線、半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」出口5から徒歩3分
ＪＲ「水道橋駅」西口より徒歩7分
※詳細はこちら（アクセス キャンパス）
【主なプログラム】
13:10頃～ 第1部：レポートセッション
裁判員裁判市民モニターより集まったデータを報告し、いくつかのテーマに焦点をあてて、現場から見える制度の現状と課題についてわかりやすくレポートします。
14:30頃～ 第2部：トークセッション～市民参加の意義と課題を考える
裁判員裁判の現場の情報を交えながら、市民の視点から裁判員制度の今を考えます。また質疑応答・意見交換のコーナーもあります。
・パネリスト：飯考行（専修大学准教授）、大城聡（裁判員ネット代表理事、弁護士）他
【その他】
・事前申し込みは不要です。（定員180名）
・資料代：500円
【お願い】
※撮影は事前（前々日まで）に申請して頂き、こちらが許可をした場合のみに限らせて頂きます。
■すでに他人事ではなくなりつつあります
裁判員制度が始まって6年。これまでに裁判員候補者は累計197万人以上にのぼり、有権者の約53人に1人が既にこの制度に関与しています。誰もが裁判員制度に関与する可能性は高まりつつあると言えます。一般社団法人裁判員ネットでは、制度開始当初から裁判員裁判の傍聴（裁判員裁判市民モニター）を行い、私たち市民の視点から裁判員制度を検証する取り組みを行ってきました。
■裁判員制度市民モニターとは
裁判員裁判の法廷では、傍聴する市民も裁判員とほぼ同じ情報を得ることができます。『裁判員制度市民モニター』とは、裁判員ネットが実施している活動で、裁判員裁判をモニタリングする（傍聴してアンケートに答える）ことによって、市民の声を集積し、裁判員制度の検証や改善に活かすとともに、市民の司法への理解向上をめざします。これまでのモニタリング件数は約600件になります。今回のイベントでは集まった声の一部を公表します。
■お問い合わせ
一般社団法人 裁判員ネット事務局（担当：大城、坂上）
・メールアドレス：info@saibanin.net
・東京都千代田区神田須田町1-3ＮＡビル4Ｆ東京千代田法律事務所内
